
- でも、すっぽん(ラバーカップ)がない・・・
- すっぽんを使っても、つまりが解消しなかった
そんな時に試してみていただきたいのが、重曹&クエン酸(お酢)&お湯を使ったトイレつまりの解消方法です。

つまりの原因によって、重曹&クエン酸(お酢)が効果的か確認を
まず1つ知っておいていただきたいのは、重曹&クエン酸は決して万能ではない…という事です。
トイレにつまってしまった物が、紙や排泄物であれば効果を発揮しますが、例えばトイレにスマホなどの固形物を落としてつまらせてしまった時は、重曹やクエン酸を使用しても何の効果も得られません。
重曹&クエン酸(お酢)の効果が期待できる詰まりの原因
重曹&クエン酸→○
- トイレットペーパーを大量に流した
- 大量の排泄物、固い排泄物
- カレーやシチュー、ラーメンなど柔らかい食品の食べ残しを流した
- 吐瀉物
- 流せるタイプのお掃除シート
- ティッシュ、キッチンペーパーなどの水に溶けにくい紙類(大量は✗)
重曹&クエン酸(お酢)の効果が期待できない詰まりの原因
重曹&クエン酸→✗
- トイレに流せる猫砂
- おむつ、生理用品
- トイレットペーパーの芯
- タオル
- おもちゃ、ぬいぐるみ、スマートフォン、電池などの固形物
トイレがつまった原因がこれらの場合、重曹やクエン酸を使用しても溶かす事ができないので、ゴム手袋などを使用して物理的に取り除くしかありません。
事前に用意するもの
重曹とクエン酸を使用してトイレのつまりを解消するために必要な物は、以下の通りです↓
メモ
- 重曹(1/4カップ、50ccが目安)
- クエン酸 or お酢(1/2カップ、100ccが目安)
- 45℃前後のお湯をバケツ1杯分くらい
お酢でもクエン酸でも効果に大きな差はないので、自宅にある方を使用すれば大丈夫です。
ポイント①重曹とクエン酸(お酢)の比率は1:2
アルカリと酸の反応を利用してトイレのつまりを解消するので、グラム単位できちんと量る必要はありませんが、【重曹1に対して、クエン酸2】の大まかな比率は守るようにしてください。
ポイント②お湯は熱湯ではなく45℃くらい。『ちょっと熱めのお風呂』が目安
熱湯ではなく、45℃くらいのお湯を用意してください。
注意ポイント
冷たい水や、お湯の温度が低すぎると反応が弱くなってしまうので、【ちょっと熱めのお風呂】くらいの温度が理想的です。
重曹&クエン酸(お酢)でつまりを解消する手順
重曹とクエン酸でトイレのつまりを取る作業を行う前に、まずはトイレの換気がしっかり行われている状態にしておいてください。
そして、お使いのトイレが温水洗浄便座の場合は、コンセントを抜いておいてください。
重曹&クエン酸使用でのトイレつまり解消の手順
- 普段の水位くらいにトイレの水位を調整する(水が少なければ足す、多ければ抜く)
- 重曹1/4カップを便器内の水の中に入れる
- クエン酸(お酢)1/2カップを便器内の水の中に入れる
- 便器の半分の位置くらいまで、たっぷりとお湯を注ぐ
- 泡立ってくるのでそのまま1時間ほど放置
- 1時間経過したら、バケツで便器に水を注ぐ
- 便器内の水位が下がっていくようであれば成功(温水洗浄便座の電源を戻して完了)
- 水位が変わらないようであれば、すっぽん(ラバーカップ)を使用してみる

まとめ
いつもより排泄物やトイレットペーパーを多く流したら、トイレがつまってしまった!!というような時には、重曹とクエン酸を使用してのつまり解消方法は効果に期待ができます。
